用途はランやバイク「Play」
マテリアルは「Military」
縫製は「Worker」仕様のキャップを作ってみました。
マテリアルには1950~60年代の軍物を中心に、コットン50%ポリエステル50%のリップストップ素材を使用したUSEDのミリタリージャケットを解体して使用することにしました。
薄くて軽量でありながら、引き裂きに強く、濡れても乾きが速いコットンにポリエステルをブレンドしたUSED素材は、使い込まれた麻のように柔らかい風合いです。
量産!?する為のプラ板で作ったパターン?!
でも量産は無理そうです。
これもミルスペックというのか分かりませんが、FREEワンサイズ展開です。
この深さや頭囲の規格にもかなり苦労しました。
フロントと、サイドに刺繍を入れることが可能です。
センターに使用したリボンや内側に巻いたテープ等は全て軍のデットストックパーツを使用して組み上げたので、程よいヤレ感とheavybeautyな質感が気に入っています。
一つ一つそれぞれ強い個性をもった初回の4枚を
on-line にアップしましたので、気になった方は覗いてみてください。詳細の画像を見て頂けます。
なぜ、戦争のTOOLに使用される軍物のマテリアルに惹かれるのか...
僕の場合、ただの流行ではなくコスト面も含め、ワーク系よりも更に機能と性能だけを最優先にどこまでも無駄を削ぎ落として作られている空気感がストレートに伝わってくるからです。
ここのところ、人生数回目の迷彩柄熱で身の回りや玄関、職場に至るまでカモ柄だらけです。
でも、戦争したり、させたりして金儲けしてる奴らは大嫌いですよ。
生き残る為に全力で働き、良い仕事をする為に全力で遊ぶ為のキャップを作ってみました。
人生は「survival」です。